犬の「非」完璧主義さに惹かれて

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完璧主義は、生産性の敵である。

完璧主義者がよく陥るのは、最初から完璧な仕事をしようと思う気持ちが強すぎて、最初の一歩が踏み出せないこと。

踏み出せたと思ったら、今度はピントの外れた成果物を作ってしまう始末。

最後の1%を満たすために、99%にたどり着くまでにかかった時間と同じ時間を費やしてしまう。そもそも、自分の100%が他人から100%として評価される保証なんてないのに・・・

僕たちがやるべきことは、完璧主義の帽子を脱ぎ捨ててできるだけ早く最初の一歩を踏み出すこと。最初から良い仕事なんてできない。トライ&エラーで少しづつ良いものに仕上げていく。そして、他の仕事に支障をきたす直前で作業を打ち切る勇気を持つこと。

一方、犬は適当である。大した仕事もなく、運動、食事、睡眠、そして排泄をこなせば合格点。たまに飼主に愛想すればボーナスポイント。

どれも完璧にやろうなんて微塵も感じられない。でも、とても幸せそう。

人間はそんな犬達に魅力を感じ、そして一緒に生活したいと思う。

まるで、幸せになるためのヒントがいっぱい詰まった本を本棚にしまっておきたいように。

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