「家庭に新し犬を迎える」
これから生活を共にするパートナーを得ることに興奮し、同時に飼主として責任を感じること。今回は、犬を迎える際に覚えておきたい7つのルールを紹介します。犬にとって、新し生活に慣れるまでの間不安で、恐くて、ストレスフルな時期でしょう。そんな犬の立場にたって迎える側の私達は焦らず時間をかけて進めていくことが大切ではないでしょうか。それでは紹介します。
①迎える前の準備
初めて犬を飼うのでなければ皆さんご存知のことかと思います。様々な道具を準備する必要があります。例えば、リード、首輪、ドッグフードと器、ベッドなどです。とりあえず基本的なものを揃えて、後は徐々に犬に合ったものを足していけばよいのではないでしょうか。
もう一つ迎え入れる前の準備として重要なのが家族の理解。「犬は、どんな家のルールを守らなくてはならないか」を、家族内で統一しておく必要があります。例えば、「犬は人間のベッドの上で寝るのはNG。」なのであれば家族で事前に合意しておく必要があります。これらのルールは家族全員で協力して犬に教えます。
②一日のスケジュールをたてる
犬とは規則正しいスケジュールで一日を過ごすように努めましょう。例えば、食事の時間や回数、散歩の時間など。犬は新しい環境の中で不安になっています。決まった時間に散歩や食事がもらえることで安心でき、早く新しい生活に慣れてくれるでしょう。
③最初の1~2週間は我慢
犬にとって新しい環境はとてもストレスです。何事も急がずにゆっくり経験させましょう。この時期に家でパーティーなどして多くの見知らぬ人に会わせたり、いきなり遠く離れた場所まで無理に散歩に連れていくのは控えましょう。この時期一番大切なのは、あなたとより多くの時間を過ごすことです。そして散歩は近場から始めましょう。例えば、最初は家の中をゆっくり時間をかけて探査させてあげましょう。
④あなたとの1対1の時間を確保
毎日、10分、20分でもあなたと犬の時間を作りましょう。静かな部屋で、やさしく話しかけたり、撫でてあげたりすることで、まずはあなたとの信頼関係を築くことができます。新しい環境のなかで少なくとも1人は信頼できる人がいると理解させるのが大切です。
⑤犬だって一人の時間が必要
犬はいつも飼主と一緒に居たいと考えられがちですが、そうでもない犬もいます。犬が安心して一人になれる場所を作ってあげましょう。これは無理に別の部屋に閉じ込めるという意味ではなく、犬が一人になることを選択できる環境を作るという意味です。
⑥様々な経験をさせる
犬が新しい生活に慣れてきたら、今度はゆっくり行動範囲を広げていろいろ経験させましょう。公園で他の犬に挨拶したり、人混みの中を散歩したり、車の音、自転車の横を通り過ぎたり、車にのせて遠くへ行ったり。最初は怖がると思います。怖がる犬を見るのは飼主にとっても嫌なもの。でもこれは、人間社会で起こる事に柔軟に対応できる犬を育てる為の飼主の責任だと思います。時間をかけて経験させれば、犬は多くのことに慣れていきます。
⑦病院も忘れずに
何か病気をもっているのがわかっているのであれば、すぐに近くの病院で診てもらいましょう。病気など無くとも出来るだけ早く、近所の先生への挨拶がてら身体チェックをお願いすると安心です。
いかがでしょうか。
可愛さあまって、そして良かれと思って右から左へといろいろ経験させると異常に怖がりになってしまうことも。最初は時間がかかりますが、この時期を大切にすることで以降犬との楽しい生活が送れるのではないでしょうか。
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