3つのルールで「褒める」をマスターできる!

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飼主はいろいろな思いで犬を褒める。ある時は、愛犬の想像外の行動に「すごいねー」と興奮気味に褒める。純粋に「ウチの犬ってスゴイ!」ってな感じで。この「褒める」は反射的に出てきたもので目的がない。もちろん自分もこんな風に褒めるし、これはこれで幸せな一時だと思う。

他にこんな「褒める」もある。何か月もかけて1つのコマンドを覚えてもらおうと苦労していた矢先、愛犬が望み通りの行動をした!その時の「褒める」には大きな意味がある。上手にやればその行動を犬に確実に定着させることができるからだ。

後者の「褒める」は飼主の大切なツールになり得る。そして本投稿では後者の「褒める」について紹介したいと思う。「ツール」なんて言い方をするとちょっと機械的で冷たく感じますが、これは愛犬と飼主間のコミュニケーションをより確実にするので犬の問題行動の解決に役立ち、家族がより幸せな生活を送るために欠かせないものだと思う。

ちなみに、今回紹介するものは単なる我家の訓練方法の1つです。残念ながら、「科学的実験に基づき・・・」という話ではありませんのでその程度で読んでください。

早速ですが、上手な褒め方の3つのルールを紹介します。 

①褒めことばの統一 

②心の底から 

③1秒ルール

それぞれ詳しく説明していきましょう。

①褒めことばの統一 

バラバラな褒め言葉を使えば犬は混乱してしまう。犬にとって覚えやすいシンプルな褒め言葉を選んでそれを継続して使いましょう。我家で使用しているのは「上手!(じょーずー)」である。そして褒め言葉は家族みんなが統一して使うことも重要。繰り返し使って「上手!」=「私、今褒められてる!」を犬に定着させることが大切。

②心の底から 

50歳近いおっさん(私)が人前で本気モードで「上手!(じょーずー)」とやってます。なぜなら本当にうれしいから。こちらが一生懸命教えていることに応えてくれるんだから人の目なんて気にしません。はっきり犬に伝わるように大きな声で褒めてあげましょう。もちろん大きな笑顔も忘れずに。あなたの気持ちは犬に響くはずです。

③1秒ルール 

「褒め」のベストタイミングは良い行動の直後です。私は1秒以内を心がけている。望み通りの行動を目撃したらすぐさま褒めて、犬の「良い行動」とあなたの「上手!」の声のタイムラグを最小限にするよう心がける。これにより「良い行動」=「私、今褒められてる!」が犬の中で定着する。逆に犬が他の行動に移った後に褒めるのはほぼ効果無し。遅れたら褒めない方がましです。犬は何について褒められているか解らないから。

いかがでしたでしょうか。

ただ褒めるも良いですが、褒め方を少し工夫するだけで犬はあなたのメッセージをより正確に理解し、あなたの要望にもっと応えてくれるでしょう。

よろしかったらお仲間へシェアください。

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