犬の「呼び戻し」。最も大切でありながら、最もマスターの難しいコマンドの一つ。
私の周りでも多くの飼主が苦戦しているコマンドだ。だた、マスターしている飼主もいる。何が違うのだろうか?
1つ明らかな傾向がある。それは、
飼主が「まめ」で「大げさ」であること。
自分の気分の良し悪しに関係なく、常に大きなアクションで、声に高低をつけて、満面の笑顔で犬に接している人。
犬にとってわかりやすい人。
私達人間にはどうしても感情の起伏がある。落ち込んでいる時は、犬の褒め方も強弱の無い平たんなものになってしまう。
こんな気持ちの時こそ!
犬を褒める時は、「あなたそんな声がだせるの?」と周囲が引いてしまうぐらい嬉しい声で褒める。この時、犬の正面を向いてしっかり歯を見せて笑顔で「上手!」、「おりこう!」(誉め言葉は統一がベター)
また、遊んであげる時は体全体を使って楽しさを表現する。両手を高く上げたり、腰を左右に振ってみたり、膝を折って両手で同時に軽く床をたたいてみたり(そう、犬が遊びを誘うポーズ)。
犬に媚びるというのではない。犬は一緒にいて楽しい、わかりやすく伝える方法を知っているリーダーのことが大好きです。
いろいろなコマンドを入れる前に、先ずは基本的な関係の構築が必要ではないだろうか?
よろしかったらお仲間へシェアください。