犬を飛行機に。飼主のエゴか?

空港内のルールで犬をビル内で歩かせることは禁じられている。よって、昨日のフライト後、地上係員の付き添いのもとケージに入ったまま空港ビルの外に出た。

ケージ内から「キューン、キューン」と鼻で鳴いていたけど健康上問題はなさそうだ。

「良かったぁ~」

一番心配していた行きの飛行機をクリアーした。

どんな飼主も愛犬を飛行機に乗せるのは不安だと思う。理由は、飛行中はもちろんのこと、カウンターで預けてから飛行機に搭載されるまで(着陸後も同様)犬を自分の目で見守ることができないからではないだろうか?(これについては、先日の投稿「犬を飛行機に乗せることについて」でお伝えしてます)

では、なぜリスクを負ってまで愛犬を飛行機に乗せるのだろうか?(または、乗せない?)

考え方としては、以下2つのバランスだと思う。

1.リスク

2.プレジャー(=楽しみ)(飛行機で行く場所でのみ得られる楽しみ)

リスク>プレジャーであれば、飛行機には乗せたくない。逆にプレジャー>リスクと判断すれば、飛行機に乗せても良いと考える。

リスクは、事故にあう、極端に言うと犬が死んでしまうということ。リスクは、犬の種類(特に鼻の形)、性格、年齢、フライトの時間、季節(気温)、で大きく変わる。これらは、インターネット上に多くの情報があり、あなたの犬の場合に当てはめればリスクレベルは想像できる。

一方、プレジャー(旅行先で楽しめるレベル)は、主観的なものなので数値化するのは難しい。旅行先での仲間との再会(犬同士の再会を含む)、特別または希少なアクティビティ(例:貸し切り状態のビーチで犬と遊ぶ)など、地元では得られない経験を愛犬と共有できると高くなるだろう。

最後的には、飼主の判断。どこにどれぐら敏感になるかで結論が違ってくるだろう。

ある飼主は、飛行機に乗せることは人間のエゴ(飼主の都合しか考えていない)であると考えるだろう。そうだとすると、プレジャーのレベルは低く、どんなに小さなリスクでもそれを犬に負わせるのはあり得ないことになるだろう。

一方、犬を飼う意味を犬と様々な経験を共有することと強く考える飼主は、飛行機に乗せた先で得られる犬との経験が特別または、希少であればあるほど、同時にリーズナブルなリスクと判断できれば飛行機に乗せるだろう。

あなたはどう思いますか?

よろしかったらお仲間へシェアください。

2件のコメント 追加

  1. TAKU より:

    こんにちは。
    私も帰省するのに犬と飛行機で帰るのが
    本当は 理想なんですが
    なんせボストンテリアという犬種で
    命と引き換えに、と妻に言われると
    どうしてもできなかったんです。

    そうこうしていたら
    現在では飛行機に
    乗れない指定に名を連ねる事になっていて
    とても残念です。

    しかし、私も
    カウンターで預けてからの
    不安を可視化してほしいと切に願います。

    きっとそれが叶う時代は来ると
    思っています。

    いいね

    1. YOSHI Kondo より:

      ありがとうございます。強く同意します。いつか海外のある国のように乗客室に連れて行ける日がくると思います。それにはもっと犬が家族の一員である事を世間に主張していく必要があると思います。

      いいね

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