果たした責任以上の自由は得られない

自由と責任とは、まるでコインの表と裏のようなものである。コインの表と裏は常に同じ大きさである。また、表だけあって裏の無いコインなんて存在しない。コインを大きくしようとおもったら表も裏も大きくしないとコインにならない。

必ずくる犬との別れ。そして、それまでにやること。

「禅」という映画。鎌倉時代の道元禅師の話。映画の中で、1人の女性が道元に瀕死の赤ん坊を助けるよう求める。それに対し道元は、「1つだけ救う方法がある。町中の家庭を訪ね、一度も親戚・家族を失ったことのない家庭を見つけなさい。そして、その家庭から1粒の豆をもらって来なさい」と。ご存知の通り、「一度も親戚・家族を失ったことのない家庭」なんてあるわけないんです・・・