犬の体を「ダニ」が走る

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昨日は引越し先で薪の準備をした。もちろん犬を連れて。昼に家から持って行ったパン、ハム、チーズと缶コーヒーを食べて、食後の運動に近所の草むらを犬と散歩した。

僕は作業に戻る。犬は昼寝でもするのだと思いきや近づいてきて僕をジーと見ている。無視して作業を続けたが今度はいきなり「お座り」した。ウチの犬が自発的に座るときは何かメッセージを伝えたい時だ。

作業を止めて、「どうした?」と近寄る。お尻の方に違和感が感じるらしく、何かを口でくわえようとしている。近づいてみる。

「アリ?」違う「ダニだ!」

複数の黒い点が犬の体の上を動いている。僕は躊躇なく指でつまんでそのままプチッと潰す(蚊以外を素手で潰したことなんて今まであっただろうか?)。プチッという感覚が無いほど小さな虫だが、ダニの被害として以前動物病院でグロテスクな写真を見たのを覚えている。

そのまま15分ぐらい1匹たりとも逃さずと必死に犬の体を探しそしてプチッとやる。そして、ふと自分の足元を見るとスニーカーの上に2匹のダニがいる。躊躇なくプチッとやってその時気が付いた。

「先ほどの草むらだ!」

山の中を歩いてもつかなかったのに近所の草むらにちょっと入っただけでこのザマだ。全く無警戒だった。

山の中に引越しすれば自然は様々な問題をぶつけてくるだろう。

自然は気持ちいいし、美しい。しかし、同時に容赦なく自然側のルールを押し付けてくる。人間側ができることは、あきらめて受け入れるか、逃げるかだ。もしかしたら一時的にかわすことができるかもしれないがあくまでも一時的である。

当たり前の事だけど、自然の多く残っている所に住むというのことを甘く見ない方が良い。

昨日はそんなリマインダーをもらった。

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