引越すために家の修繕工事が必要だが、進みが遅い。部材の供給問題で工期がずれ込んでいる。こらばっかりは、自分ではコントロールできない。よって、あまり考えないことにしている。
じゃ、コントロール下にあることにリソースを使おうということで自分で家の修繕や準備をしている。
その1つが、フローリングの修繕。古いワックスを削り取ってまた表面に新しいワックスを塗る作業である。フローリングの素材は松の木で、この表面を削るとまた新鮮な松の木の香りが家の中を包む。床を削るので床に膝をたてての作業になる。腰がボロボロだ。1部屋づつゆっくりと進んでいくがキレイになった床を見ると達成感が込み上げてくる。
同時進行で薪ストーブ用の薪の準備をしている。動物達のためにエアコンではなく薪ストーブで家を温めたくて導入を決定した。ストーブの周りで動物達が背中を合わせて寝ている姿を想像するだけでこれまた高揚が得られる。ただ、薪の準備は想像以上に大変だ。薪に適した木の種類を知ること、薪のサイズ、割り方、入手先の開拓、そして薪の乾燥方法など。地元の先輩からいろいろと教えてもらいながら、そして自分の体力と予算と相談しながら準備を進めていく。(写真は自作の薪棚。薪が積まれていく)
何か新しい事をするときは、必ず何かが犠牲になるしリスクをとらなくてはならない。でも考え方によっては、楽しさを見つけることもあるし、学びだし、最終的には自分の成長につながる。
考え方1つということだ。