犬を飼うと必ず付いてくることは何だろう?それは、「別れ」である。いつか必ずお別れする時が来る。
別れの時、「私の犬はどれぐらい幸せだったのだろうか?」と考える飼主は多いだろう。
もちろん犬に聞いても答えてくれない。相手は犬だし、そもそも別れた後は何も答えられない。
その答えは、飼主が飼主の主観で出すしかない。
そのプロセスはこんな感じだろう。
犬とどれぐらい一緒に楽しむことができたか?目標に向かって一緒に行動してどれぐらい犬とシンクロできただろうか?具体的に言うと、日々の散歩を一緒に楽しむことだったり、一緒に登山して苦しみながらも頂上までたどり着いた思い出など。どれぐらい関係を深めることができたかである。
一方、犬にどれぐらいつらい思いをさせてしまっただろうか?病気やケガで手術をした経験。長い留守番をさせて不安な気持ちにさせてしまったことなど。
犬との関係を深められた経験をプラス、つらい思いをさせた事がマイナス。
このプラス、マイナスのバランスで犬の幸福度を考える。
ちょっと強引なプロセスだけど、次に飼う犬をより幸せにするためには、この振り返りのプロセスは欠かせない。
そして、測定方法がわかれば、今何をすべきかがおのずとわかってくる。