「良い子症候群」って言葉を聞いたことありますか?
人間のこどもが、親に褒められるために、無理をして良い子を演じる状態のことだそうです。「褒められることよりも、親が不機嫌になることを恐れ、どうしたら親が喜ぶのかを常に考えてしまう」(参照:こどもまなびラボ)と考えられているようです。 そして、そんな子供は、「大人の顔色をうかがい、先回りして親の期待に応えようとする自主性のない状態」(参照:こどもまなびラボ)になってしまうとか。
実は最近、ウチの犬が「良い子症候群」であることを知った。
毎朝散歩で会うおばあちゃんに犬自ら挨拶に行って、おばあちゃんも喜んで頭を撫でてくれる。おやつなんてもらったことないし、「おばあちゃんが好きなんだなぁ~」とずっと思っていた。
しかし!
先日、ある行動を目撃した。ウチの犬がおばあちゃんに撫でられて時、僕と家内の表情を「チラ!」と確認していたんです。あれは、確実に「私、良い子でしょう!」、「後で褒めてね!」って感じの目でした。
今考えると、僕たちも純粋におばあちゃんとの光景を見てほほえましく思っていた。以降、ウチの犬は、僕たちに褒められるためにおばあちゃんに撫でられていたんだなと思うようになりました。
でもこれって冷静に考えるとごく当たり前の犬の行動ですよね。犬って、おやつをくれる人にシッポを振って近づく。これと一緒で犬の行動は、そのあとに得る報酬と関係しているということでしょう。
しかし、ここでもう一つの仮説について考える必要が出てくる。
僕が帰宅したときにシッポを振って喜ぶのは、再会を喜ぶのではなく何かの報酬と関係している?(汗)
これについては、また別の機会に。