犬に感謝すること

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なぜ毎朝起きて散歩に行くのか? 晴の日もそうでない日も。犬を飼う者の責任としてだろうか?少なくとも、犬を飼い始めたころは、「十分な運動をさせないと」という責任感みたいなものはあった。でも、今は少し違ってきている。いつからか忘れたけど、犬と為というより自分の為にやっている。体が要求している感覚さえある。

朝一の散歩で得る軽い運動は、私のまだ眠っている体内の細胞達を起こしてくれる。そして、その細胞達はまるで工場の生産ラインの様に生きるために必要なエネルギーをせっせと生産してくれる。これが、体の隅々で始まるのを感じる。

東に上がる太陽の光が私の目の中に飛び込んでくる。眼球は脳とつながっていて、眼球で受けた太陽光はシグナルとして脳に送られる。脳は、このシグナルを受け「さあ、活動の為の準備を開始しよう」とスイッチを入る。

そのうちに公園に到着する。犬を連れている人も連れていない人もいる。知り合い同士会話を楽しんだり、自分の朝のルーチンをこなすために黙々と歩いている人もいる。こんな人達の共通点は、みんな明るいポジティブな「気」をだしているということ。「気」は伝染する。そんな人たちと会話をした後、まるで体中の歯車のキャリブレーションが完了したように体と頭がスムーズに動き始める。

こんな朝の貴重な体験ができるかどうかの分かれ目は、朝起きて散歩に出るか出ないかの選択にかかっている。そのまま、ダラダラと寝ていることだってできる。でも、散歩する選択をする。その選択が習慣として私の生活に定着させてくれたのは紛れもなく犬である。

犬に感謝。

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