みんな間違えている初対面の犬の触り方

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朝の散歩ですれ違う男性がいる。超が付く程犬好きなようでいつも最高の笑顔で犬に挨拶してくれる。ただ、問題がある。犬が恐がって逃げてしまう。

男性は、3メートル程離れたところからかがんで優しい声で「おいで」と手の出す。

何が間違えなのでしょうか?とてもフレンドリーな挨拶なのに・・・

それは、挨拶の順番が逆になっているから。

人間の挨拶は視覚から始まる。目で見て相手がどんな人か確認する。(例:笑顔、姿勢、服装、マナーなど)それからアイコンタクトして、声をかけたり握手したり。

犬の場合、最初に嗅覚で相手を確認する。遠くから確認できるニオイ。それから、近づいてもっと正確なにおい。顔のにおい。お尻のにおいなど。いきなり触られたり、じーと見られては多くの犬は戸惑ってしまいます。

では我々人間が、初対面の犬に挨拶するにはどうすればよいか?

まずはにおいから!犬に自由にあなたのにおいを確認させましょう。順番としては以下のような感じです。

①2~3メートル離れたところから、まずは相手の飼主さんと会話をする。飼主さんに、犬をことを聞いたり、触っても良いかを確認します。この時犬とのアイコンタクトはまだNGです。犬はあなたのにおいを確認しているはずです。

②次は、犬が近づいてくるのを待つ。そして犬主導でにおいを嗅がせる。犬は靴のにおいや、服のにおい、相手の手のにおいを確認します。この時まだ、アイコンタクトはしません。

③その後、人間側がゆっくり動いて、手のにおいを確認させたり、カバンのにおいを確認させたりします。

④ここまできて、本当に犬に触っても大丈夫なことを飼主さんと確認できたら、ゆっくり犬の胸をさするように、そして犬の首のあたりを優しく触ります。

⑤これが問題なければ、かがんで顔のにおいを嗅がせたり、アイコンタクトをしましょう。

でもまいったなぁー。毎朝会うあの男性に挨拶の方法を失礼なく伝えるにはどすればよいだろうか・・・。

よろしかったらお仲間へシェアください。

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