東京はこのところ急に涼しくなりました。今年の夏も大変厳しい暑さだった。今週の天気予報によると、最高気温が30度以上にはならず、最低気温も常に20度を下回るということだ。
てなわけで、衣替えとまではいかないが犬の服の準備をすることになった。ウチの犬は短毛なので寒さには本当に弱い。扱いとしては、基本的に人間と同じと考えている。冷える日は、家の中でも1枚着せる。散歩に出る時もニットのものから、薄いダウン的な服まで着せる。
一部の飼主さんからは、「犬に服を着せるなんておかしい」、「犬を擬人化し過ぎだ」との声が聞こえてきそうだ。もしかしたら犬がブルブル震えていても大した問題じゃないかもしれない。震えるぐらいの方が自然であり、犬の健康にとっては良いのかもしれない。
でも、震えている犬はどうにかしてあげたくなる。今私達が飼っている犬達は、私達人間が勝手に人間社会に連れてきて、ペットとしてこの社会に順応させてしまった生き物だ。もしかしたら犬にとっては迷惑な話だったかもしれない。
それに対して、人間の生きる環境に適応させられた、もう野生の生き物ではない犬達に対して、「犬達よ、毛皮を着てるのだから寒さぐらい我慢しなさい。本来、犬は服なんて着ないはずだ」というのは都合が良過ぎる。人間のエゴで犬を今の犬にしてしまったのだから最後まで面倒をみるのがスジだと思う。たから私は服を着せる。
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