朝の散歩、散歩後の体拭き、食事の準備、寝床の掃除、などなど。一見、すべて犬の為と思われるけど、ていねいに、そして心をこめて行うことで、実は世話をする自分に帰ってくることがある。
世話をしたからといって何か犬からお返しがあるわけじゃない。「ありがとう」と感謝の言葉をもらうわけじゃない。でも、自分の中から湧き上がる「幸福感」がある。それらは、
①嫌なことを忘れて何かに没頭できる
②他の作業の効率アップ・ヤル気がでる
③犬の穏やかな寝顔
①嫌なことを忘れて何かに没頭できる
忙しい世の中。みんな様々なストレスを抱えている。その原因は、会社の心配事、人間関係の悩み、将来の不安など。犬の散歩に集中したり、ていねいに世話をしている時は、それらストレスの原因を忘れることができる。一生懸命手を動かして、心をこめて世話することでその瞬間一つの作業に没頭できる。この切り離しがこころのバランスを保つための解毒剤だと思う。
②他の作業の効率アップ・ヤル気がでる
朝から誰かの為にテキパキと体を動かす。一つの作業を終えるとその周りがキレイになる、整理整頓される。そんな環境の中で生活することに幸せを感じる。そして、キレイになった環境は、その次の行動へも良い影響をあたえるし、ヤル気ももらえる。
③犬の穏やかな寝顔
一通り犬の世話を終えて、他の作業に取り掛かる。少し経って犬の様子をうかがう。キレイになったベッドの上で満足そうにお眠り。穏やかな寝顔がなんとも言えないご褒美。
いかがでしょうか。
ていねいに心をこめて犬の世話をする。シンプルで当たり前のことなのだけど、これが結構深い。不思議なもので、自分のこころの中もキレイに整理整頓され、幸福感に満たされる。
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