「ライ、安らかに眠れ」R.I.P.

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先日、ライ(ドーベルマン)が逝った。8歳と8か月だった。いつものように奥さんと、チリ(ローデシアンリッジバックの2歳)と、私で朝の運動をしていた。

それは、トータル2分間ほどの一瞬の出来事だった。

チリ(若い方)が勢い余って私の膝に衝突。私は痛みに耐えながらどうにか起き上がった。その直後、私の目の前でライが腰が砕けたように座り込んでしまった。近くにいた奥さんが駆け寄るが、ライはそのまま横に「バタッ」と倒れた。膝の痛みを忘れて私がライのところに駆け寄った時には呼吸をしているようには見えなかった。

奥さんがライの口へ人工呼吸、私が心臓をマッサージ。全く反応がない。奥さんも私も半分泣きながら大声で「ライ!」と呼ぶが反応無し。無情にもライの目の色が徐々に薄くなっていくように見えた。まるで、魂が抜けていくよに・・・。

何秒後だろうか。ライが「げふっ」と息を吐いた。二人でまた、「ライ!」と呼ぶ。でもそれが最後だった。

そのまま、奥さんと私の腕の中で死んでいった。

あれから2日後、奥さんと二人で「もし、あの日ライを運動させなければ・・・」「もっと長く心臓マッサージを続けていたら・・・」「事前に気付いて病院で精密検査していれば・・・」といろいろ考え、そして議論した。

でも結論は「あの死に方でよかった」に落ち着いた。

その理由は、逝く1分前まで元気いっぱい楽しく遊んでいたこと。そして、苦しむ時間がとても短かったこと。最後に、私達二人の腕の中で最後看取ってあげられたこと。

もちろんもっと一緒に居たかった。そう考えると悲しみとはもう少しの時間お付き合いすることになりそうだ。でも、これも犬を飼う上で避けられないプロセスの1部だと思って受け入れるしかないだろう。

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