我家には、犬2頭、ネコ3匹、そして人間2人が共存している。
狭い家にこれだけ動物が居るとお互いの関係は近くならざるを得ない。
ネコはトイレに行くにも犬の横を通る必要があるし、階段で犬とネコがすれ違う事もある。
特別何かを教えたわけじゃないけど、今のところ彼らは良い関係を築いているようだ。
その理由は?と思い観察していると、犬の貢献が大きいことに気付いた。
ネコパンチを顔面におみまいされることがあっても犬は怒ることなくじっと耐える。
ネコがスリスリしてきても犬は動かずに耐えて、好きなだけスリスリさせてあげる。
犬がネコと遊びたい時は、まるで風船でも触るかのように優しくネコの背中に手を乗せたり、前歯で優しくネコの首をつまむ程度。
犬同士が取っ組み合って遊ぶ時の激しさとは大きな違いである。
明らかに、犬はネコの体の大きさや体のつくりを考えて遊び方を変えている。
ネコに嫌われずに長く遊んでもらえるように(ネコに楽しい時間を過ごしてもらうため?)優しくしているのだろう。
我々人間の対人関係においても大切なことではないだろうか。
相手の立場にたって、話の内容や、話しかけ方など、アプローチの方法を考えても良いのでは?
人間の世界ではこれを「思いやり」というが、犬のこれも「思いやり」と呼べるのでは?
「思いやり」があれば異なる種族でさえ仲良く共存することができる。
犬とネコが遊ぶのを見ていてそんな事を考えた。
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