4日間の予定で犬達を長年お世話になっているドッグトレーナーに預けている。
犬達はそれぞれ31kgと32kgあり、合計で63kgになる。これは大人の男性一人分の存在感。それが家から4日間消えている。
家の雰囲気がいつもと違う。例えば、
家の中がとても静か。
家が散らからない。
家のスペースを広々と使える。
人間の睡眠時間が増える。
散歩に行かないので体が疲れない。
もう少し注意深く観察するとこんなことにも気が付いた。
家の中の空気が流れない。(空気が止まっている)
部屋の中の家具、電化製品(生き物でない物)の存在感が大きくなる。
犬が居なくなったことで総合的に言えることは、家の中が無機質になるということ。無機質になると同時に家の秩序(オーダー)が保たれている感じ。
秩序(オーダー)の逆は、混沌(カオス)
犬が家にいると次に何をしでかすか想像がつかない。犬用の毛布をグチャグチャにするし、暴れて家具に体をぶつけるので家具の位置が変わる。と思ったら2匹仲良く寝静まっている。
犬との生活とは、この混沌と秩序の淵を一日何度も行き来する感覚。
いつもこの淵で生活するのは疲れる。だから犬が家に居ないと家が生活感の無い、大人な、平和な空間になる。秩序が戻る感覚を覚える。
今日で犬を預けて4日目になる。さすがに4日も居ないと持て余す。何をやるにもやる気半分、なんか急に歳を取った気がする。
犬好きは、こんな安定ばかりの生活は5日と持たないのではないだろうか。
今日、これから犬達が帰ってくる。
また、早朝から散歩に出て、体を拭いてあげて、メシを食わせて、グチャグチャにされた毛布をたたむ生活が始まる。
4日間とても良いブレイクだった。でも4日あれば十分だ。
犬に会うのが楽しみだ。
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