犬を飼うことの「犠牲」と「利得」。

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「犬を飼いたいのだけど飼えない」4大理由を挙げる。

①旅行に行けない。

②散歩が大変。

③お金がかかり過ぎる。

④死ぬのがつらい。

その通りだと思う。それでも多くの人が犬を飼う。なぜだ?ただ単に「カワイイ」からという衝動的な理由だけに限らないような気がする。我々人間には、何か潜在的にこれらの理由(=犠牲)から得られる利得。または、制限があるからこそ生まれる副産物をどこかで期待しているのではないだろうか?

「犠牲」とそこから生まれる「利得」について考えてみる。

犠牲①:犬を置いて家を空けられない。旅行に行けない。

利得:確かに犬を飼うことで私達の行動の範囲は制限される。(犬を連れて海外旅行にはそう簡単には行けない)しかし、制限された中で、犬と一緒に楽しむ方法を考える楽しさがある。

近所のカフェで、犬が静かに待てるようにしつけるのは小さな楽しいチャレンジだ。それがマスターできれば公共の場に犬同伴で出かけてもストレス無くその場所、イベントを楽しむことができる。また、犬を車に乗せて近郊の低山を散歩すれば、いつもと違う動物、植物のにおいに反応する犬を上手くコントロールしながら山道を攻略。非日常なアドベンチャーを楽しむことができる。

近場だと、どこか遠くを旅行する時のように外から入る新しいエキサイティングな情報は少ない(例:初めてみる歴史的建造物に感動する)。ただ近場で楽しめることはその気になれば沢山見つけられるし、犬がいることで余計に知恵を絞らなくてはならない。そこに楽しさがあると思う。

犠牲②:毎日の散歩が面倒。

利得:特に真冬の朝早く、温かい布団から出て、まだ暗い外に出るのは難儀だ。大変な規律心を必要とする。しかし、毎日体を動かすことによって私達に肉体的、そして精神的健康をもたらすこともまた事実。人が、心は何にも縛られることなく自由に、目標に向かって生き、満たされた一日を生きるための重要な要素の1つに規律的な生活が挙げられるのではないだろうか。その第一歩が毎日の早起き。子供のころから祖父母に早寝早起きの大切さを教えられませんでしたか?早起きはつらいけど、朝の散歩を継続することで得られる対価は大きい。

犠牲③:お金がかかる。

利得:ドッグフード、ケガや病気の治療費と当然お金がかかる。そしてより良いドッグフードを食べさせるために、あなた自身への出費を抑えなくてはならないかもしれない。でも、あなたが家の外で一生懸命働いて稼ぎを持ち帰る、もしくは組織で働かなくても限りある資源をやりくりして与えることができる存在であり、犬にとってヒーロー(または、ヒロイン)、リーダーである。そこには、見返りを期待することなく与えることのできる喜びがあると思う。

犠牲④:犬が死ぬのがつらい。

利得:愛犬を失って利得なんてあるのか?数年前、うちのネコが病気で死んでしまった。食べなくなって異変に気付き、次第に水も飲まなくなり、最後は病院で体にチューブを入れられた状態で本人はただ呼吸をしているだけ。私は絶望の谷に落ちる寸前だったが、どうにか家族を元気づけて面会に行く。一旦家に戻ってから「逝った」との電話を受けた。絶望の谷底でもがき苦しむ暇もなく、悲しみに打ちひしがれる家族を連れて死んだネコを病院に迎えに行く。最後は、ゆっくり泣く暇もなく火葬サービスの手配。

ペットの死に対して気持ちの整理すら出来ていない最悪の時に、気持ちを強く持って家族の為に行動する。利得は、「どんな絶望的な状況に置かれていても家族の為に強くならなくてはならないという学び」ではないだろうか。

いかがでしょうか。

動物を家族として迎え入れるということは、なにか犠牲を払うということ。これはどうしても避けられない。ただ人間の素晴らしいところは、今の犠牲から何か将来の利得を生み出すことができるということ。例えば、食料をすべて食べるのを我慢し保存して、将来食べ物に困らないようにする。とか。

犬の死のような最悪の犠牲を経験することで、生命を尊重することの意味を知り、家族の大切さを身に沁しみて感じ、逆境に対しても強い心をもって行動することを学ぶ。結果、少しだけ強く、賢く、粘り強くなれるのではないでしょうか。

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