犬をしつけない理由。

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「ギャン!ギャン!ウォン!ウォン!」

大型犬の太い声だ。友好的とはいえない吠え方。

声のする方を見ると、年配の方が自分の犬をどうにか押さえようとアタフタしている。どうやら犬が通りすがりの犬に向かってケンカを売っているらしい。同時に、その方は今にも転びそうで必死にリードを握って踏ん張っている。

「危ない!」と私。

飼主が転んだら大けがだし、リードを離したら最後、確実に犬同士のケンカに発展するだろう、そしてもう片方の飼主が巻き込まれる可能性だってある。

私は何も出来ずに自分の犬のリードをギュッと握りしめていた。

他の犬とただすれ違うことさえ出来ない例だ。困ったことに最近よく見かける。

過去の経験が原因で精神的に問題を抱えている犬は別として、今回の様に人間社会に生きるペットとしての振る舞いができない犬が存在する。それには理由がある。

飼主が責任をもってしつけをしていないからだ。

飼い主がしつけをしない理由は大きく2つある。

①    しつけの方法を知らない。または、間違った方法でしつけている。

②    しつけの責任を放棄している

もちろん、原因は犬ではなく飼主にある。

①    はグーグル検索すれば100、1000ものサイトや無料動画が観覧可能なので自分で勉強できる。

真のそして最も根深い問題は②ではないだろうか。扱い方によっては、人やその所有物をキズ付けることのできる犬を社会へ順応・適応させる責任を放棄している。そして、その理由は、

しつけが必要だと思っていない。

注意をして犬に嫌われたくない。

犬にはいつも優しい飼主でいたい。

犬は犬らしく自由に育てたい。

しつけのため、犬と根気よく付き合うのが面倒。

みんな自分の犬を愛している。だからきつくしつけたくないし、嫌われたくない気持ちはある。ただ、人間社会でペットとして生きるための必要なスキルは何か?を考えたい。

目の前の「苦痛」(犬を根気よくしつける)を避けたため、その後に向き合わなくてはならない「結果」(社会化されていない犬・特に攻撃的になる)は本人に限らず、周囲の人にとっても大きなストレスだ。

犬自体へのストレスもある。他の犬を見かける度に攻撃的になるなんて楽しくないし、感情をコントロールできない自分は精神的に疲れる。

世間からまるで「反社会的な生き物」を連れているような目で見られるなんてどんな飼主も望まない。

しつけは後回しにしてはいけない。あなたが犬との生活を楽しむためには犬の不作法、非行を今すぐ指摘することが大切だ。(ほめてしつけるという方法もありますので検索してみてください)

よろしかったらお仲間へシェアください。

3件のコメント 追加

  1. Yuko Miura より:

    お返事ありがとうございます。
    応援します!と言ってくださっただけでも嬉しく思います。
    生まれつきの性格か、1歳までの飼育環境なのか。保護犬です。黒いゴールデンがいる、と知り合いの保護グループから知らせを受け里親として引き取った子です。フラットを無くして寂しかったこともあり、我が子にしました。
    崩壊したブリーダーで何が親かわからず生まれたMixです。3ヶ月ほどで妹犬と一緒に若いカップル(多分)にもらわれ、その人たちが飼いきれずに、自分の親に渡し、その後その老人?が手に負えず保護団体に持ち込んだのが10カ月の時。その後、2カ月考えて我が家に引き取りました。なので、10ヶ月までにどういう生活をしていたのか、全くわかりません。1歳にして、フィラリアに感染していましたが、完治しています。現在、4歳半。まあ、元気盛りでしょう。
    最初は、ラブとゴールデンかとか、ラブ+フラットかとか、いろいろ言っていましたが、大きくなってくると訓練の先生などは性格的にもボーダーが入っていないかなあ?とも言っています。
    先生がハンドルすると、ギャンギャン犬ともなんとかすれ違えるのも事実。まだまだ、私のパックリーダーとしての資質が足りないのでしょう。
    颯爽と何も気にせずに歩ける日を夢みますが、とにかく、彼女と6歳半11キロの和犬雑種と、気の強い9歳トイプードルを連れて歩けるようになっています。訓練の先生に本当に感謝しています。
    1歳まであちこち渡り歩いた割には気持ちが歪んでいない彼女と、これからも楽しい日々を送りたいと思っています。
    長くなってごめんなさい。いつも楽しみにブログを読ませていただいています。

    いいね: 1人

  2. Yuko Miura より:

    私も今の子を飼う前はそう思っていました。けれども、犬にはそれぞれの個性があります。
    <他の犬とただすれ違うことさえ出来ない例だ。困ったことに最近よく見かける。>
    こう言い切られるととても悲しいです。そう、昔はそう思っていました。けれども、うちのH子を飼うようになって言い切ることができなくなりました。
    懸命に訓練をし、ネットで勉強をし、問題犬の矯正を中心に訓練をしておられる先生にようやく出会い、なんとか散歩ができるようになりました。
    家を出る前からトコトン興奮を落として出かけることなど教わり、決して犬に手をあげることではなく、自分がパックリーダーとして毅然とした態度を取っていくことを教わりました。
    家の中では本当にいい子です。外で興奮を持っている(そっとそれを発している犬も含む)犬に出会った時だけ、突然、点灯するのです。瞬間に目が変わります。
    訓練前は落ち葉にも池の鯉にも反応していたのは押さえられるようになりました。けれども、ギャンギャン言いながらのびのびリードで歩いている小型犬がどれだけ多いことか。それを見て見ぬふりをして通り過ぎることに、どれだけエネルギーがいることか。
    3頭の犬を飼っています。子供の頃から合わせると9頭の飼育経験です。こんなに興奮しやすい犬は初めてです。でも、それだけに訓練をしていくと、他の犬との関係とは違う可愛さも湧いてきます。
    どうぞ、暖かく見守って欲しいのです。そして、遠くからそっと見て欲しいのです。のびのびリードなどで不用意に近づかないで欲しいのです。

    いいね: 1人

    1. YOSHI Kondo より:

      コメントありがとうござます。いつも近所の子を注意してみているととても考えさせられるます。原因は、先天的?生後直後の親 兄弟との距離?過ごした期間?特定の犬との過去にあった経験?なぜそんなに怖がるのだろう?コメント読ませていただくと相手の犬の興奮度にも影響されるとの事。飼主さん(パック)に何かを知らせようとしている1つの表現方法なのでしょうか?だとするとこちらが「わかったよ」と伝えてあげると収まるのでしょうか。そうだとすると落ち葉、鯉が危険なものじゃないと分かると流せるようになるということと話が通じるのでしょうか。原因、ワンチャンの反応のメカニズムが特定できれば、その場面を想定して繰り返し練習するなど改善に向けて行動で出来るのですが。ギャンギャン犬の横を通り過ぎるストレスお察しします。ただ鯉や落ち葉に対して改善できたのですから犬に対しても可能なはずです。応援します!愛犬を救えるのはパックリーダーだけです!改めて貴重なコメントありがとうござました。

      いいね

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