家が揺れる。地震か?いや、風だ。
強風に乗った横殴りの雨が寝室の窓ガラスを打つ。
今朝、台風15号が関東に上陸した。
夜中の3時過ぎ、家の揺れと雨の音で目が覚めた。
我家の犬、猫たちも不安そうな顔をして私の近くを離れない。
人間と犬の違い
自然の脅威が一定のレベルを超えると一瞬思考が止まってしまう。
そして、正気を取り戻して現状の把握を試みる。雨漏りしていないか?窓は割れていないか?
犬も同様、窓から外を覗いたり、耳を澄まして雨、風の強さを確認する。
ここから人間は犬にはない行動をとる。それは、
「将来への備え」
人間は、次の脅威を想像して(もしかしたら3倍の強さの台風が来る?)対策を考えそして行動する。
これは、現在あるリソース(お金、時間、労力)を犠牲にして、将来へ保険をかけ、投資をするということ。
もしかしたら、全くの無駄になるかもしれない。でも、本当に脅威が起こって大切な家族を失ったり、財産を失ったりする悲しみに比べたら今のリソースの犠牲は安いと考える。
当たり前だけど、これが我々人間の大切な役割だ。
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