なにを考えているんだ?(怒)犬に人間の食べるクッキー、アイスクリーム、ケーキを与えて「ウチの子、甘党で~」って!
どう考えても健康に良いわけないよ。虫歯、糖尿病、肥満の原因だ。
進化の過程、数千年もの年月、自然の中で犬は何を食べていたか想像してみてください。
季節の果実。もちろん今のように品種改良されていないワイルドなやつ。そう、そんなに甘くない果実。ベリー系?オレンジ系だろうか?ちなみにグレープは犬のNGフードですのでご注意を。
季節の果実といっても一年の本当に限られた時期限定だったのでは?糖質(フルクトースというらしい)の量は限定的だったのだろう。
犬達にとっての一番の幸せは、クマにまだ発見されていないはちみつを発見した時だろう。これは、一生に一度あり付けるかどうかの頻度じゃないのかな?
話がそれますが、はちみつの甘さは石器時代も今も変わらない甘さなのだろうか?そうだとするとビックリするぐらい甘く感じたんだろうな。経験ありませんか?スイーツや、食後のおやつを一週間ほど控えて、既製品のスイーツを食べた時の強い甘さというか、苦いぐらい刺激的は甘さ。そんな風に犬達は感じたのではないだろうか?
そう考えると、犬は甘いもののおいしさは知っていたけど、ありつける頻繁はとても低い。幸運に見つけたとしても、今私達の食べるフルーツのように甘くなく、糖質の量は微々たるものだったのではないだろうか。
精製された砂糖で作られたスィーツを食べる様になったのは(一部の犬だと思うが)、ここ20~30年ぐらいのはず。お腹を引きずって歩いている犬を見ると「食卓から、人間の余らせたスイーツをもらっているんだろうなぁ」って想像してしまう。
他人の犬の飼育方法についてあーだこーだ言うのは控えたいところだけど、もう少し「食べるものをコントロールしてあげても良いのでは?」と思う。犬は信頼しているあなたの与える大体のものは、喜んで(あまり考えずに)食べちゃいます。
私達人間は犬よりハイスペックな脳をもっているんだから、
「何を与えて良いか悪いかぐらいの勉強をして、犬に与えるもの、そして量をコントロールしても良いのでは?」
とつぶやいてみた。