朝、犬に感謝すること

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私の性格は内向的な方だ。

なので、自分から見知らぬ人に話かけることなんて人生45年間数回しかない。その数回とは、道に迷った時ぐらいだ(必要に迫られた時)。

一緒にいる友達が見知らぬ人と話をしていてもドキドキする。

朝、犬の散歩に出ると様々な人にあう。今は、結構大きな町に住んでいるので、毎日必ず同じを人をみかけるとも限らず、初対面の犬連れの方に会う事も多くある。

皆さん、ご存知の通り。犬は飼主同士が初対面であろうが関係ない。相手の犬のにおいを確かめたい。

犬同士が近づくと、飼主同士は黙っているわけにはいかない。黙っている方が少し奇妙な感じ。

何ちゃんですか?」

「何君ですか?」(性別を判断するため。同性同士だと少し気を使う)

「おいくつですか?」「毛並みがきれいですね!」

お決まりの質問。

犬同士がお互いのお尻のにおいをかごうとすると、もっとエネルギーを要する状況に陥る。

お互いのリードがグルグルに絡まって、どっちが先にリードを放すかの判断を迫られる。なんとなく先に話した方がナイスな感じがするからそうしている。

その時、飼主同士の体は接近するし、相手の体にぶつかってしまう事もある。

そこから、一頭が「遊ぼうよ!」のポーズをとったら、プラス2分はその場を離れられない。(ダメ!っと言って引き離すのもちょっと冷たい感じがするし・・・)

ここまでくると、顔の筋肉は笑顔を作っているし、朝から他人と会話をするために少々思考するし、会話をするので呼吸もしっかりするようになる。
これだけで、朝起きたまま準備して出勤するのと比較して、体と心の社会に出ていく覚悟が数段上がっている。

小さなことだけど犬に感謝できることの一つ。

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