先週末、朝6時から夜9時まで家を空けた。奥さんと犬達は留守番。
帰ったら犬達の大歓迎をうけた。その口の中にはサイズが半分になっているゴムのおもちゃ(コング黒-大)がすっぽりと入っていた。
「残り半分のコングはどうしたの?」と私。
「ガチガチと食べてたみたいよ」と簡単に言う奥さん。
「そんな簡単に言うなよ。それマズイじゃん。」と私。
「おもちゃが半分に割れてひと塊で飲み込んだ?それとも細かく食いちぎって飲み込んだ?」と既に泣きそうな私。
奥さんは良く見ていなかったらしい。
「ひと塊で飲みこんだら、腸閉塞だよ!」(実は、今年すでに開腹手術している-投稿)
「あの悪夢はもう二度とゴメンだ」と思い、半分泣きながら夜の散歩でしたうんちの中身を確認しにゴミ箱へ行く。うんちの袋を開けて、確認のため、うんちを「もみもみ」。確認できない。うんちと一緒におもちゃは出ていないようだ。
明日は仕事だし今晩はこのまま寝るしかない。明日の散歩で何か出れば良いのだが?
そして朝の散歩。公園に入ったところで早速うんちポーズ。
重力にひかれて垂直に落ちていくうんちの中に、直径3mmぐらいの黒い塊が複数含まれていることを確認。「おー、出てる!」
ビニール袋の上から全部でどれぐらい出ているかをもみもみして確認。飲み込んだと思われる量の10%ぐらいだ。この分は、細かく食いちぎって飲み込んだようだ。
Good Newsだけどまだ安心はできない。もし残り90%がひと塊だと、腸に詰まってしまうのはほぼ確実な大きさだ。
幸運にも今日は在宅勤務。昼休みの時間帯に病院に連れていけるようスケジュールを調整。
お昼前だったろうか、犬が「トイレに行きたい」と私に合図を送る。
外に出たら、うんちのポーズ。「おー、黒い塊出てこいや-!」と私。
「少し大きめの5~7mmの黒い塊がボロボロと出てくるではないか! やったー!」
どうやら塊で飲み込んだのではなく細かく食いちぎって飲み込んだようだ。
「よかった~」
今回、学んだこと。
1.犬は高い集中力で1つのおもちゃを破壊する事がある。
2.この破壊のスピードは留守番で暇を持て余している時に想像以上に上がることがある。
3.おもちゃは一定のスピードで壊れると考えるより、ある1つの破壊ポイントを超えた瞬間、イッキに破壊が進むことがあると考えるべき。
安全のために出来る事
1.どんなおもちゃであれ飼主が定期的に手に取って破壊度を確認する。
2.犬が留守番する時は、おもちゃは無し。
3.大きな塊として破壊される可能性のある場合は、早めに使用停止とする。
いかがでしたでしょうか?
あごの強い、おもちゃで遊ぶのが好きな犬を飼っている方は特に注意が必要です。メーカー側としてもおもちゃの安全性を考慮してデザインしていると思いますが、想定していないかたちで破壊されることもあります。
私達飼主が注意しておもちゃの使われかたを観察し、必要であれば早めに取り上げるという決断が必要でしょう。
必要としているお仲間へシェアください。