「気」は犬に伝わる-あなたのコマンドに「気」は入ってる?

あなたは、こんな経験ありませんか?愛犬に同じコマンドを出しているけど、ある時は従い、ある時は全く無視。なぜ、そのような事がおこるのでしょう?従わない時は、あなたと犬との距離が遠いから?それとも、犬が仲良しの犬と遊んでいるから?大きな要因の一つは、あなたの伝え方なのです

それは、私達のコマンドに「気」が入っているかいないかです。。私達から、「気」の入っていないコマンドを出す時、私達の心は半信半疑な気持ちで「本当に、私のいう事を聞いてくれるのだろうか・・・(自信がないなぁ)」、または「他の犬と遊んでいるから、私のいう事なんて耳に入らないかな?(無視されてもしょうがない・・・)」などと考えてしまっています。そんな時、ウチの犬は必ずと言って良いほど私のコマンドに従いません。

「気」とは何?

では、この「気」とはどんななものでしょうか。例を1つ紹介します。想像してください。あなたの犬が、なぜかリードから外れて車が行き来している道路へ一目散に走っていきます。まるで道路の向こう側に、大好きな他の家族を見つけたかのように。犬を今すぐ止めないと、車にひかれて大変な事になります。こんな危機的状況であなたは、必死になって「待て!!!!」と叫ぶでしょう。このコマンドには、とっても強い「気」(意思)が入っています。犬は「何事だ?」言わんばかりにピタっと止まり、あなたの方をふり返るでしょう。

逆の例を紹介します。ドッグランで他の犬や、複数の犬友がいる前で、あなたはそろそろ家に帰ろうと考えます。犬はもう少し遊びたいので他の犬達のところへ走って行こうとします。あなたは、みんなの前で大声で叫ぶのは気げ引けるし、まあ、もう少し遊ばせてもいいかな?という気持ちで「待て」と犬に伝えます。しかし、犬は無視をして、他の犬と遊びに行ってしまいました。このコマンドには弱い「気」(意思)しか入っていないので犬には伝わりにくいでしょう。

真のパックリーダーがコマンドを出すとき、常にこの「気」が入っています。従わせる必要の無い時、または曖昧な意思の時は、無駄なコマンドをだしません。私の知っている優秀な飼主は、コマンドに失敗するという事が極端に少ないんです。私も含めた多くの飼主が「気」を入れたコマンドを出すスキルをトレーニングする必要があるのではないでしょうか。スキルですので、トレーニングすれば習得できます。

「気」をいれるトレーニング

私は、この「気」を入れる自分へのトレーニングとして、こんなことをやっています。我家では、食事を与える時、犬達に「伏せをして待て」のコマンドをだします。(↓写真)ここで私達は「気」を入れるよう心がけます。食事が目の前ですのでしっかり「気」をいれて伝えなければ、犬達は欲求に負けて食べ始めてしまします。(食べ始めてしまったら必ず止めてください。)犬が伏せたら、その場から離れて家族との食事を始めます。興奮が抑えられない犬は、「ワンワン」と吠えて要求したり、「キュンキュン」と悲しい声を出しておねだりするかもしれません。しているうちは与えません。通常は、人間の食事が終わるまで待ちます。それは、15分の時もあれば、30分の時もあります。子犬のころは、我慢できなくて最初の5分程吠えて要求していました。もちろん絶対に与えません。数回繰り返すと、学んで要求吠えをやめるでしょう。

ライチリ待て1
ライ(7歳)・チリ(3ヶ月):飼主とアイコンタクトし、食事を前に「伏せて待て」のトレーニング中

このようなトレーニングは、正直心が痛みます。しかし、責任あるパックリーダーとして、「一度決めたルールを犬に守らせるのは重要な事」と自分に言い聞かせてます。これが出来るようになれば、ストレスなくカフェやレストランのテーブルの下で、回りのお客さんに迷惑をかける事なく、静かにあなたの食事が終わるのを待てるようになるでしょう。

もう一つ食事に関するトレーニングがあります。犬達がエサをガブガブ食べている最中に、「待て」と「座れ」をさせ、食事を中断させます。これはどんな状況でも、犬は頭を切り替えて飼主のコマンドに従うというトレーニングです。こちらも、私達飼主の「気」が試されます。食事中の犬はとても食事に集中しています。(あたりまえですが)この集中を私達の声だけで断ち切って、こちらに耳を傾けさせます。上で述べた、「リードが外れて、犬が道路へ向かって走って行っていくケース」を思い浮かべてください。私達は犬の身を守るために、道路の向こうの何かへの集中を断ち切って、こちらに耳を傾けさせ、呼び止める必要があります。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

この「気」を入れたコマンドを「あなた」へのトレーニングとして、取り入れてみませんか?このような効果的なコミュニケーション方法を習得する事により、コマンドの成功率を上げます。そして万が一という時、犬を危険から守ることもできます

犬達は、我々人間の感情を読み取る事に、長けている動物です。残念ながら、ほとんどの日本語の意味は理解できません。私達は、これを踏まえて、犬とコミュニケーションを取る必要があるのでないでしょうか。

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