失敗しない子犬の迎え方-10のステップ

あなたはこんな間違った方法で新しい犬を家に迎えようとしていませんか?

あなた:「今日からここがお前の家だよ。どこで何をしても良いよ!」

あなた:「(先住犬へ)あとはお前が子犬の面倒を見てくれよな。」

実際に犬達にはこのような事が起こっているのではないでしょうか。①子犬は初めての場所・人間・犬を前に圧倒され、ストレスを感じている。②先住犬は子犬をまだ家族と認めていない、そして挨拶の仕方も分からない子犬に接してストレスを感じている。

では、どの様に子犬を迎えれば良いのでしょうか。リーダーであるあなたは、最初子犬の行動範囲を限定し、子犬の行動をコントロール下に置くことです。そして、子犬との信頼関係は先住犬ではなく、あなたが最初に築きます。これは、今後のしつけのために、リーダーであるあなたに注意を向けさせることが目的です。

本投稿では子犬を連れてくる一日目から、群れ(パック)の一員として受け入れられるまでのステップを紹介しています。

animal beagle canine close up
Photo by Pixabay on Pexels.com
飼主が知っておくこと

迎えるステップに入る前に、飼主はどんな行動、そして心構えをもっておく必要があるのでしょうか。以下に9つのポイントを紹介します。

  1. 先住犬は、新入りを両手を上げて歓迎するとは限らない(特に最初は)
  2. 先住犬の「ガウー」(唸り)は多くの場合、子犬への教育なので子犬をすぐに抱き上げない
  3. 先住犬が極端に興奮して自分が上位にいるような態度をとったら、速やかに2頭を引き離す
  4. 子犬の行動の監視は、リーダーである飼主の責任。子犬が余りに行き過ぎた行動に出たら先住犬を我慢させるのではなく、速やかに2頭を隔離する
  5. 子犬はまだ他の犬と上手にコミュニケーションをとれない事を理解する。あなたの家に来る前に、親や兄弟とのコミュニケーションはとってきたが他の犬とは初めてです。迎えた時、先住犬の頭の中は「こいつ(子犬)は迷惑な存在だ」と考える可能性がある。
  6. 子犬がパックの一員として迎え入れられるのは時間を要するし、一部のステップを繰り返し練習する必要がある(2~3週間で犬の態度が変わってくる)
  7. すべての先住犬が子犬と仲良く遊ぶとは限らない。全く興味を示さない犬もいることを覚悟しておく。先住犬が子犬と遊ばないからといって迎え入れが失敗したのではない。お互いに適当な距離を保って(ケンカ無く)生活していけるのであれば成功と考える
  8. 「もう大丈夫」と飼主が確信するまでは、2頭を同じ部屋に置いたまま長時間留守にしない。不安がある場合は、一緒に居る時間を少しづつ伸ばしていく方法をとる。
  9. 先住犬が唸ったり、あまがみをしても怒らない。速やかに2頭を離す。逆に、先住犬が望ましい行動をとったら褒める。(例:子犬の横で一緒に寝る)
10のステップ

それでは、子犬を迎えに行くところからのステップを紹介します。1から10まで一気に進む場合もあれば、1つのステップを何度も繰り返すこともあります。

  1. お迎え子犬を迎えに行く際は先住犬は連れていかない。帰りの車内のような狭い空間、または歩いて帰ってくる場合でも2頭をコントロールするのは困難です。最初の出会いは飼主がしっかりコントロールしましょう。
  2. 先住犬のエネルギーを発散:子犬の迎え入れを行う日(または数日間)は、先住犬の散歩を済ませて余分なエネルギ―を発散させておく。通常1時間散歩するのであれば、1.5時間散歩する。
  3. 子犬のエネルギーを発散:子犬が外の散歩に出られるのであれば、子犬も疲れさせておく(ワクチン接種後であれば)
  4. まだ2頭は会わせない最初の1~2日は直接2頭を会わせない。(日数は目安)先住犬と違う部屋で子犬と遊んで、まずは飼主1人と信頼関係を築きましょう。家族全員で子犬を囲んで遊んだり、抱っこを回したりするのは避けましょう。
  5. 家の中を散策:迎え入れた2~3日後は子犬にリードを付けて短い時間、家の中を散策させる。(日数は目安)この時点で家のルールなどを教える。例えば、入ってはいけないゾーンなど。(この時点ではまだ先住犬とは隔離している)
  6. 初めて2頭が会う:ここで2頭が初めて会います。場所は家の中ではなく、外で行ってください。家の中だと先住犬はテリトリー意識が原因で、攻撃的になる事があります。そして、子犬が外を散歩できるようになったら、パラレルウォーク(先住犬と子犬の間に距離をとりながら散歩。ですので、散歩は2人で行う事をお勧めします)を行ってください。
  7. リードをつけて挨拶:問題なくパラレルウォークができるようになったら、リードをつけたまま挨拶させる。その際リードがピンと張らないように注意しましょう。(リードが張ると犬の気持ちも張りつめていきます。出来るだけリラックスさせましょう)最初は短い時間から始めて、徐々に時間を伸ばしていく。興奮のサインを読み取りましょう。例えば背中の毛が立ってきたら2頭を離す。ケンカをさせない事が大切です。うまく行かない場合は前のステップに戻ってください。焦らずゆっくりいきましょう。
  8. リードを外して挨拶:リードを付けて挨拶できるようになったら、今度はリードを外して挨拶させます。この時2頭ともにげられる場所は確保しておく。(出来れば外が良いのですが、脱走が心配であれば室内でも可)
  9. 観察する:挨拶で先住犬が「ガウー」と唸っても子犬をすぐに抱き上げるのではなく、様子を見ましょう。もしエスカレートするようだと、どちらかをクレート(または、安心して1人になれる場所)へ誘導してあげます。先住犬は子犬を教育していることもあります。子犬が理解するためにも少し様子をみましょう。
  10. ゴール:一緒に居ても先住犬が唸らなくなり、子犬を無視できるようになったら褒めてあげる。この状態がゴールです。そして、2頭が慣れるまでは、遊ぶ、遊ばないの選択はいつも先住犬に与えましょう。例えば、先住犬が自分のクレートに入りたいときは入れてあげてドアを閉める。
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おわりに

いかがでしたでしょうか?:-)  一連のプロセスのなかで最も大切な事は、リーダーであるあなたが子犬の行動をコントロールするという事です。そして、まずはあなたが子犬と信頼関係を構築してください。上で紹介した事は1,2時間で終わるステップではありません。時間をかけて常に犬達の反応をうかがいながら進めてください。焦る必要はありません!子犬を正しく迎え入れたら、1つの群れとして生活する時間はたくさんありますから。

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