読んだ本についてつぶやいてみたいと思います。どんな本を選ぶとか、なぜ英語の本なのか、何を考えながら読むのか、本から何を得たいのか? などは後日ゆっくり考えるのでここではスキップ。本日は最近読み終わったPeter F. DruckerのManaging Oneselfについて。一つご承知いただきたいのは1から10までズラズラと内容を紹介するのではなく一番心に残った1部分を自分の言葉にかえてつぶやきます。
なぜ「強み」?
著者曰く:「多くの現代人は自分の強みを理解できていると勘違いしている、かといって自分の弱みへの理解は強みよりもさらに見当が違っている。人は自分の強みを使わない限り良いパフォーマンスは出せない。自分の強みを見つけ、それを使って人生で達成したい事のために努力する事が重要だ。」本当にそう思います。自分の不得意なもので結果を出すことほど大変なことはないですよね。例えば極端だけど、こんなことを天の声に言われたらどうします?「あなたは明日から、定期的にPublic Speechコンテストに出場しその賞金で食べていきなさい。」私にとってとても苦手な分野だし、経験も無いし、満足にできるようになるまで何十年かかるかわからない。たぶん餓死する。だったら自分の強みを使って物事に取り組みたい。こっちの方が生き延びるチャンスが高いと思う。
「強み」の見つけ方
では、自分の強みをわかっているのだろうか?考えてみたけど、そもそも自分に強みがあるかが不安だ。特に人に頻繁に褒められる部分なんてないし、他人に自分はこれが強みだなんて主張したこともない。なんかへこむな。なので強みの見つ方について考えてみた。まずは、自分で考えてみるのがスタートポイント。(例:誰とでもすぐ仲良くなれる方?、プランニングは得意な方?、実行力ある方?、他人の心を読める?)うーん、なんとなくどちらかへの傾向はあるけど、確信が持てない。次に、いろんな性格診断テストがWEBに出てるので性格診断結果から自分の強みについて考えてみた。なんとなく正しいかな?でも16種類の性格に人類が当てはまるの?人類70億人いたら4億3000万(70億人/16種類)の人は自分と同じ性格なのか?ちょっとザックリ過ぎないですか。
では、どんな方法がよいのか?提案が2つあります;
①身近にいる人に聞く。
②日常の会話の中にFeedbackが隠されていないか注意深くモニター。
①はどんな答えが返ってきてもへこまず受け止められる人向け。受け入れる勇気が必要。②はもしかすると一番正直なFeedbackがもらえる可能性がある。(意見を求めてないから気を使ってFeedbackされる可能性が低い)。ただ、いつ、誰から、もらえるか注意深く待つ必要がある。時間がかかるし疲れる。または、自分から相手にFeedbackを出しまくればお返しに1つぐらいFeedbackをくれるかもしれない。
①は場合Feedbackにバイアスがかからないようにする必要があるので、率直な意見をくれる人を選ばなくてはならない。へこみたくないのでポジティブなFeedbackをくれる人を選んでしまいそうだけどこれはNG。一般的に母親とかはあまりネガティブな意見を言わないので避ける必要あり。奥さんからのFeedbackはすべてスーパーネガティブになる可能性があり立ち直れなくなるかも(笑)。では、だれが良いのだろう?学生時代の友達、会社の同僚、部下、先輩、上司、前の会社の同僚、趣味友達とか?たぶん複数の人からもらうのが適切だと思う。自分が ①か②を選ぶとしたら①だな(せっかちなので)。どんなFeedbackが返ってくるか不安だけどやってみるか?